「そういえば、実家ってこの先どうなるんだろう」
お盆や年末年始に帰省して、ふと思ったことはありませんか? 廊下の段差、古くなった水回り、車がないと何もできない立地。
親は「大丈夫」と言うけれど、なんとなく気になっている。
そんな方に、最近発表されたある調査データをご紹介したいと思います。
↘️50代・60代の「住まい満足度」は年々下がっている

SUUMOリサーチセンターが2026年3月に実施した『50代・60代の住み替え実態調査』(全国・約4,000人対象)によると、持ち家に住み続けている50〜69歳の住生活満足度は、居住年数が長くなるほど下がることがわかりました。
- 居住5年以内:7.2点(10点満点)
- 居住35年以上:5.8点
たった1.4点の差に見えるかもしれませんが、これは「住み替えをすれば取り戻せる満足度」でもあります。
東北・福島では、昭和40〜50年代に建てられた戸建てに長年住み続けているご家庭が多い地域です。築35年以上の住まいはざらにある。そう考えると、この数字はとても身近に感じられます。
🤔親が心配していること、意外と知らないかも

調査では、現在の住まいに感じている不安のトップは「修繕費用の増加や管理の手間」(36.5%)。
次いで「この家をどうするか決まっていない」(31.4%)でした。
東北の冬は寒い。
ヒートショックのリスク、雪下ろしの負担、凍結する水道管——。
都市部の人が見落としがちな、この地域ならではのリアルな不安もあります。
親は口に出さないだけで、実はいろいろ考えている。そのことを、まず知っておきたいですね。
🏠「残してほしい」は、親と子でこんなにズレている

この調査で一番ハッとさせられたのは、親世代と子世代の認識のギャップです。
——お金の使い道について——
| 回答 | |
|---|---|
| 親世代(50〜69歳)が「子どもに一定額を残したい」 | 24.2% |
| 子世代(25〜49歳)が「親に残してほしい」 | 7.4% |
約17ポイントの差。
親は節約して子どもに残そうとしているのに、子どもは「親の人生を楽しんでほしい」と思っている。
——住まいについても——
「子どもに引き継いでほしい/住んでほしい」と考える親は合計11.7%だけ。
むしろ「自分の代で整理したい」が24.5%と多い。
つまり、実家を「どうにかしなきゃ」と思っているのは、親自身でもあるのです。
🌟住み替えた人の満足度は高い

「でも、今さら動くのは大変では?」と思う方もいるかもしれません。
調査によると、住み替え・建て替え・大規模リフォームを実施した人の総合満足度は68.3%。
特に持ち家・マンションへ移った層では82.4%と非常に高い結果でした。
住み替えのきっかけとして最も多かったのは「定年退職や働き方の変化」(19.7%)。
次いで「自宅の老朽化」「生活利便性の向上」が続きます。
定年を迎えた、または子どもが独立した。——そのタイミングが、住まいを見直す自然なきっかけになっているようです。
🔦アイム不動産からひとこと
福島・宮城エリアでも、50〜60代のお客様からの「住み替え相談」は増えています。
「親が高齢になってきた」「子どもが独立して家が広すぎる」「老後を考えて利便性のいい場所に移りたい」
——そんなご相談を多くいただくようになりました。
中古物件の売却+住み替えは、タイミングと情報が大切です。
「まだ先の話かな」と思っていても、早めに相談することで選択肢が広がることも多いです。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
アイム不動産株式会社
TEL:024-573-6235
【この記事を書いた人】本社 津嶋
