【結論】新築・リフォームのコストは「待つほど」上がる。中古住宅なら値上げの波をかぶらずに済みます。
2026年、住宅設備業界で値上げの連鎖が続いています。
トイレやユニットバス、サッシといった「家に必ず使うもの」の価格が、この数ヶ月で立て続けに引き上げられました。
- TOTO:衛生陶器・ユニットバスなどを12月受注分から8〜13%値上げ
- LIXIL:トイレ・浴室製品を8月3日受注分から平均13%値上げ、住宅サッシやドアも10月受注分から平均13%値上げ
- YKKAP:住宅向けサッシなどを10月・11月受注分から10〜15%値上げ。実はこれは2026年に入って2度目の値上げです(5月にも5〜10%値上げ済み)。しかもそれだけでは終わらず、早ければ11月以降にさらなる追加値上げを検討していることも明らかになっています。5月の改定率(約5〜10%)を上回る水準を視野に入れており、中東情勢の緊迫化で原材料への影響が想定の2倍近くに膨らんでいるためだといいます
3社に共通するのが「中東情勢の悪化によるナフサ(粗製ガソリン)不足」という値上げ理由です。
樹脂やアルミ、鋼材といった住宅設備の原材料が軒並み調達しづらくなり、各社が「企業努力だけでは吸収できない」として価格転嫁に踏み切っています。
しかもこの値上げ、2026年に入ってからだけでも複数回。
YKKAPに至っては、今回の値上げが発表された直後から、早くも次の値上げが取り沙汰されている状況です。今回で終わる保証はどこにもありません。
🏠なぜ「新築・リフォーム」より「中古住宅」が有利なのか

家を持つ選択肢は大きく3つあります。
- 新築を建てる:トイレ、ユニットバス、サッシ……すべてこれからの価格で発注することになります。値上げの影響を、いちばんまともに受ける選択肢です。
- 中古住宅を買ってリフォームする:物件価格は下がっても、リフォーム費用は今回の値上げをそのまま反映します。「安く買ったつもりが、直す段階で結局高くつく」パターンです。
- すでにリフォーム済みの中古住宅(買取再販)を買う:設備はすでに導入済み。今回の値上げが発生する“前”の価格で仕入れられた設備が、すでに家についた状態で販売されています。
つまり、これから住設機器を発注する新築・リフォーム組は今回の値上げをまるごと負担する一方、リフォーム済み中古住宅を選べば、その負担を避けられるということです。
これは「中古のほうが安いから」という単純な話ではなく、「これから上がり続けるコストを、今の時点で確定させてしまえるかどうか」の違いです。
値上げが繰り返されるフェーズでは、この差はどんどん広がっていきます。
🔦「じゃあ今から中古を探せば間に合う?」への答え

はい、間に合います。ただし2点だけ意識してください。
- 買取再販の物件は「すでに直したもの」を買う形なので、これから資材を発注する必要がありません。今回・今後の値上げの影響を受けません。
- 一方で、これから個人で中古を買ってリフォームする場合は、見積もりの有効期限や資材の受注停止リスクにも注意が必要です。実際、2026年はナフサ不足の影響でユニットバスなどが一時的に新規受注停止になった時期もありました。急ぎでなくても、早めに見積もりを取っておくことをおすすめします。
❓よくある質問

Q. 値上げはいつまで続くのですか?
A. 中東情勢に起因する原材料高は現時点で見通しが立っておらず、各社とも「状況次第で追加値上げの可能性がある」としています。YKKAPは2026年5月・10〜11月と立て続けに値上げしたうえで、早ければ11月以降にさらなる追加値上げを検討していると報じられており、値上げが1回で終わらない実例と言えます。
Q. 中古住宅を買えば値上げの影響を完全に避けられますか?
A. すでにリフォームが完了している「買取再販」物件であれば、設備はすでに導入済みのため今回の値上げの影響を受けません。ただしご自身でリフォームを追加される場合は、その分の資材費には現在の相場が適用されます。
Q. リフォーム前提で中古を買うのと、リフォーム済み中古を買うのはどちらがお得ですか?
A. 物件価格だけを見るとリフォーム前提のほうが安く見えることが多いですが、リフォーム費用を合算すると、今回のような値上げ局面ではリフォーム済み物件のほうが総額を抑えやすいケースが増えています。見積もりの合計額で比較することをおすすめします。
💫福島・宮城で「今すぐ住める」買取再販物件をお探しの方へ

アイム不動産では、リフォーム・リノベーションを済ませた買取再販物件を福島県内・宮城県南部で多数ご案内しています。
設備の値上げに悩まされることなく、今の価格でしっかり仕上がった住まいをお探しの方は、お気軽にご相談ください。
🌟アイム不動産 最新物件情報🌟
【この記事を書いた人】本社 津嶋
本文中の値上げ幅・実施時期は日本経済新聞の報道(2026年)に基づきます。最新の改定内容は各メーカーの公式発表をご確認ください。
