こんにちは!アイム不動産です。
今回は宮城県の名取市の空き家対策について考えてみたいと思います。
名取市(なとりし)は、宮城県の中央南部に位置しており、太平洋に面する市です。
また、東北地方最大の都市である仙台市に隣接しており、市内には仙台空港があります。
名取市の人口については、2015年の国勢調査によると76,668人でしたが、
5年後の2020年の国勢調査では、なんと78,718人であり、2千人以上も人口が増えています。
日本全国の自治体で人口が減少している中で、なぜ名取市は人口が増えているのでしょうか?
理由は、利便性の高い住環境と交通アクセスにあります。
先ほども言いましたが、市内には仙台空港があり、他にはJR東北本線、仙台空港アクセス線、
そして国道などの道路が整備されており、通勤や通学に非常に便利です。
また、仙台市に近くアクセスがいい為に、仙台市で働く世帯が名取市に住むケースが多く見られます。
イオンモールなどの大型商業施設や生活に必要な施設が市内に多くある為に、
子育て世帯にも住みやすい環境が整っている為に、世帯数が増えているとされています。
東洋経済新報社が発表する『住みよさランキング』で北海道・東北編1位に選ばれるほど、
名取市に住みやすさが全国的にも評価されていることがうかがえます。
しかし、世帯数や人口が増えていたとしても、実は『空き家問題』が解決されるわけではありません。
空き家問題のほとんどが、実は相続問題と直結しています。
ですので、人口が増えて、若い人や働く世帯が増えていたとしても、
賃貸需要が上がったり、新築着工数や注文住宅の数は増えることがあっても、
空き家が減ることとは実は直結しないのです。
昨今空き家が増えている理由としては、
核家族化が増えたことによって、
『親子がずっと一緒の家に暮らしていない』という点が一番の大きな理由となります。
つまり、子供世代が大学や就職をきっかけに家から離れてしまう事により、
親世代だけが家に残され、その親世代が年を取って亡くなると、空き家になってしまいます。
子世代は自分たちの家族と別の地域の家に住んでいる為に、
親の家を引き継ぐことをしない場合がほとんどです。
多くの子世代は、親が住んでいる実家よりも都会に住んでいることが多く、
田舎の家に戻ることをしません。
また、子世代も兄弟がいることも多く、実家の処分を一人の決断ですることができません。
兄弟間の対立で、『一人が実家を売って処分しよう!』という考えと、
もう一人が『実家は思い出として売らずにそのままにしておこう!』という考えがあると、
結局、どうすることもできずに、そのままとなり、いわゆる『空き家』が増えるという構造なのです。
ただ、そうは言っても、永遠にその家をそのままにほったらかしにするわけにはいきません。
空き家であっても固定資産税は掛かりますし、家の手入れを定期的にしないと家が傷む上に、
ご近所に迷惑をかけることになります。
『名取市に空き家があるけど、どうしたらいいのか分からない!』という方は、
不動産買取専門である当社に不動産の査定をしてもらってみてはどうでしょうか?
兄弟間でもめていたとしても、売却価格が分かっていれば、話が進むかもしれません。
また、当社は空き家にゴミや残置物などの遺品がそのままになっていても、買取査定いたします。
多くの人は残置物処理をしてから家を売ろうと考えるので、なかなか先に進まないのです。
名取市に残置物がそのままになっている空き家があり、困っているけど相談したいという方は
是非、下記までお問い合わせください。
アイム不動産 仙台支店
住所:宮城県仙台市宮城野区小鶴1丁目
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